6月の相場(欧米勢の中間決算)

神髄

6月の相場

 

6月は欧米勢の中間決算

6月は欧米勢の中間決算なんだが、この決算が為替相場に与える影響について

 

 

ファンダメンタルズ相場

一般に為替相場は、政治・経済、金融政策をもとにした

ファンダメンタルズが

相場を組み立てていると、思われていると思います。

 

それは決して間違っている、とは言えないけれども

全てではない

 

 

 

財務会計相場

実は企業や、金融機関やファンドなどの

会計年度の始まりや

新年、そして中間決算や本決算が、

為替相場に大きく影響を与えています。

 

 

その財務会計相場というのは、どういった相場なのか?

 

この財務会計相場というのは、基本的には

年に12か月のうちの10か月

 

 

為替相場にとって

月によって強弱はあるものの、

影響をおよぼしていると言って、過言ではない。

 

それなのに、個々には

年に一度や二度しか起きないので

うっかり忘れてしまい、

 

為替相場でやられて、はじめて

そういえば去年の今頃も

同じことでやられていたのではないか、

と気づくことも、結構ある。

 

ここで

忘れぬよう意識して頭に刷り込むように

することが必要

 

ただしその年々の相場事情が

優先されることがるので、

あくまでも傾向である

として、絶対ではないので

その点は注意しなければならない。

 

 

財務会計相場は、「為替相場の季節要因である、として注意して置く必要がある」ということである。
では、欧米の中間決算がある
6月の相場にはどういった特徴があるのか?

6月の相場の傾向(欧米中間決算がある)

実は、6月は財務会計が相場に、
年間でも特に影響を与える月である。
というのも
6月末は欧米勢にとっての中間決算であるから
単純に言えば
欧米勢の上期は、1月~6月
下期は、7月~12月です
しかし
下期は、7月、8月夏休み
そして12月後半は
クリスマス休暇で休みであり、
実働日数が3か月半と少ないのに対して
上期は、1月~6月までフルに稼働するため
実質的に6月の中間決算が
年間で1番大きな決算となる。
そして為替では特に、
ユーロ/ドルに影響が出る傾向がある。
つまり
5月末までにできたポジションを、
6月中に、反対取引を行って
いったん手仕舞って決算します。
まず教科書的に、
その動きが顕著に表れた
2012年の例を見てみましょう。

(例)2012年3月~ユーロ/ドル

2012年の4月頃から

スペインの財政危機が表面化し

 

 

このファンダメンタルズ的な理由から

ユーロ/ドルは大きく4月から5月にかけて、売られた。

 

ところが6月に入り、

6月末の中間決算に向けて、

売っていたユーロを買い戻して、

利益を確定する動きが活発になった。

 

この決算がらみの、ユーロ買いが

この年の6月1日から始まったため

御覧のチャートのように、はっきりと相場がユーロ安から

ユーロ高に折り返していることが分かる。

 

 

つまり

6月はファンダメンタルズを理由に売られた4月、

5月の相場と違って

ファンダメンタルズで相場を読もうとしても

説明がつかず混乱する。

 

しかし、実は

6月の欧米勢の中間決算で、いったんの手仕舞いという

財務会計が相場に影響をしていたと言えます。

 

そして

7月になると、中間決算が終わり

もともとの4月、5月の下落トレンドが再開していることが分かる。

 

 

それでは、

昨年の春から夏に向けての

ユーロ/ドルのチャートも見てみましょう。

 

 

 

ユーロ/ドル(2020年4月~のチャート)

昨年は、EUに比べて

はるかに多くの

新規コロナウイルスの感染者数をを出したアメリカという

ファンダメンタルズ状況に基づく

ユーロ買い、ドル売りに

5月18日からユーロの上昇相場が始まり

 

 

6月10日まで結構力強く、上昇した。

 

しかし、それ以降6月中は、

欧米勢の中間決算に絡んだユーロ売りが

相場の上昇を抑え、

7月3日まで足踏み状態になった。

 

しかし7月相場が本格化すると、

もともとのファンダメンタルズに基づく

上昇トレンドが再開しています。

 

 

このように、一般的に

相場にファンダメンタルズでうごくと考えていると、

この6月相場の動きはわかりません。

 

しかし財務会計に基づくフロー、

資金の流れがわかると、見えてくるということです。

 

ただし相場には勢いというものがあり、

その年によって、2012年の6月のように

相場がはっきりと折り返す場合もあれば、

 

昨年のように

足踏みに状態で終わるという場合もある。

 

それでは今年の6月の動きというのは

どう予想するか?

 

 

 

今年のユーロ/ドルの動きは?

今年のこれまでの状況を見てみますと、

4月、5月にファンダメンタルズ的に

 

 

ECBがFRBに先行して、テーパリング

いわゆる量的緩和の縮小に向かうという観測から

ユーロ買いが強まりました。

 

そのため、マーケットは

ユーロロングに偏っていると思われます。

 

したがって6月の中間決算では、

それをいったん手仕舞って、決算するために

売りが出るものとみている。

 

そしてはっきりと、折り返すか、足踏み状態で終わるか、

であるが

 

1.20割れまでは押して、

そのあとはもみ合いになって、7月になると

ファンダメンタルズに基づく

上昇トレンドがまた再開するものと、

個人的には見ている。

 

 

このような傾向が6月にはあるので、

注意深く見ておく必要がある。

 

 

※参考動画↓

6月4日放送 『FX経済研究所』(6月は欧米勢の中間決算)日経CNBC

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