3月の相場(レパトリ)

神髄

3月の相場(レパトリ)

 

3月の季節要因

2月になって、2月の月足を見ていると、私は思うところがある。

 

それは「来月の月足のローソク足はどうなるのだろうか」と

 

ローソク足の流れから、また一目均衡表や移動平均線を見ながら、「もし今月陽線がついたなら」「もし今月陰線がついたなら」と考えてしまう。

 

3月といえば、特に日本では年度末

 

締めの季節、サラリーマンの世界では、人事異動が発令されたり、企業で言えば、今年度の決算発表となる。

 

そして、来月の4月からは、また新しい年度が始まる。

 

そんな慌ただしい、会社に勤める人間にとっても、気持ちが落ち着かなくなったら、新たな気持ちにもなるこの季節。

 

なんとか乗り切りたい、FXでもやられたくはない、これ以上仕事だけでなく、メンタルを左右されたくない、という慎重になるのは、私だけだろうか。

 

そこで2月あたりからでも、3月の見通しをたて、チャートに反映される要因を、ある程度でも知っておき、備えておきたい。

 

 

レパトリとは

「3月の季節要因」と言われるレパトリ

 

レパトリとは「レパトリエーション」の略のこと

 

3月は、日本の多くの企業が「本決済」になり、それに伴って、レパトリが盛んに行われる。

 

レパトリは?

 

日本語で、「資金の本国回帰」と訳されたりする。

 

もう少し分かりやすくいうと、アメリカなど、海外に投資していた資金を、国内に帰して「円」に変える、ということ。

 

これを3月に、多くの企業が行うため、特に「ドル売り、円買い」が大量に発生し、「ドル安、円高」要因になるというもの。

 

 

 

 

 

 

 

過去のチャート検証

実際に、これまでどうであったか、過去の3年間を振り返ってみてみたい。

 

まずは「ドル円」の2018年の日足のチャート

2018年の3月は、3月の21日から23日までの3日間で、約2円下げている。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いては「ドル円」の2019年の日足のチャート

2019年の3月の場合は、3月の20日から22日の3日間で、やはり約2円下げている。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて「ドル円」の2020年の日足チャート

昨年の3月は、ご存知のように「新型コロナウイルス」の感染拡大の渦中で、昨年の2月、3月は相場がかなり乱高下した。

 

しかし、それでも安値の101円台からの猛烈な反発が、11円台で抑えられたのが、3月の23日から25日で、少なからずドル円の上昇を食い止める役割をした。

 

レパトリが果たした可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

これからから、レパトリの円買いのピークは例年、3月の20日から25日ごろの連続した営業日であることが推測される。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにこんな事例がある

ちょうど今から10年前、20211年の3月の11日に東日本大震災が発生した。

 

震災発生後、アメリカのある投資会社のCEOが、震災の影響で、日本の損害保険会社は「多額の保険金を、支払わなければならなず、そのために外貨資産を取り崩して、円に変えなければならない」

 

いわゆる「レパトリ(なんだけど)」という発言をした

 

 

 

 

 

 

 

 

これに対して、日本の損害保険会社は否定に走ったが、マーケットは、一斉にドル売り円買いに出たため、ドル円は80円台まで、6円も急落した。

 

この時、助け舟を出してくれたのが、G7、先進7カ国、財務省中央銀行総裁会議だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月の18日に、日銀と共にバンクオブイングランド、ECB、ニューヨーク連銀、そしてバンク・オブ・カナダが、強調してドル買い介入を実施した。

 

これにより、ドル円は急反発し、4月初めには、85円台をつけるまでに上がった。

 

ただし、この反発過程でも、3月の22日から24日にかけて、一旦上昇を止めて、横ばいになっており、やはり本来の企業のレパトリによる、ドル売り円買いが、一時上値を抑えたものと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういった過去の事例から見ても、レパトリは、相場に対しても影響力があるといえる。

 

 

今年「2021年」は!?

今年の場合、今のところ、非常に強いドル買いの強い相場になっているのだけれど、特に22日の月曜日から25日の木曜日あたり、レパトリのドル売り円買いが集中する可能性が大きく、十分注意をする必要があると見ている。

 

 

 

 

 

 

 

※参考動画↓

3月5日放送 『FX経済研究所』(レパトリ)日経CNBC
2月から4月の相場傾向
【投資とマネーリテラシー】FX;普通のサラリーマンの適正ロット数は?、初心者へ向けて♡生き残る方法と自己コントロール

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました